2024年5月19日日曜日

HBSRMGの原理について

 

機械的構成については、()ゲネシス・ラボのHP[genesis-inter.com]研究開発リラクタンスモータ特許(2022/12)特許第719760号をご参照ください

 

ここではこの原理の意味について説明します

トランジスタやダイオードなどを組み込んだ電子回路のことを、IC、集積回路

integrated circuitというわけです.

一方磁気回路のことは、magnetic circuitといいます

モータにとっては集積磁気回路という考え方は今までなかったようです

 

つまり、HBSRMGの原理はintegrated magnetic circuitによるものということです

導体は絶縁することもできれば半導体になることもできますので、IC化できるわけです

それに対して磁力線は絶縁することができません磁性材料非磁性材料空気もすべて通過してしまいます

磁力線が外部に極力漏れないようにするためには磁性体の環の中に閉じ込めなくてはなりません

HBSRMGの原理は永久磁石の特性として距離がより近いところあるいは磁束密度がより薄いところをON,OFFのスイッチングによって光速で自動的に選択していくことによるものです

は道路の渋滞を避けるために高速道路と下道を選択するにあたってバイパスによって迂回するかどうか迷うのとよく似ていますが永久磁石は、IMC内で自ら光のスピードで選択していきます

 

したがって制御がとても重要になってきます

現状はドライバーの基盤にはマイコン程度で済んでいますが今後コアの大型化と多極化等が進むと性能が幾何級数的に(2n乗で進歩していきますので大規模集積磁気回路つまり、LSIMCとなりスパコン搭載のHBSRMGも夢ではなくなると思います。(暗号化による解読不能ブラックボックス化

 

 世界の電力の消費量は、30年以上前までは動力と照明ではだいたい50:50でしたが照明は、LED(発光ダイオードの普及によって省エネが進みました今では消費量の比率は60:40~70:30くらいになっているのではないでしょうか

半導体であるLEDによって照明は抜本的に省エネが進みましたが動力による電力消費量は旧態依然というか人間は快適性をもとめれば求めるほどモータは増えていってしまうので動力と照明の電力消費量の比率は広がる一方です

蛍光灯もインバーター制御アナログでしたが、LEDでデジタル制御になったわけです

したがって、HBSRMGデジタル制御であるばかりでなく、IMCによってモータの機械的構成もデジタルなので機械・制御両方のデジタルは相乗効果を生み画期的な省エネが進んでゆきます

 

2024519

()ゲネシス・ラボ

代表取締役 荻野三四郎

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