私が社長をしている(株)ゲネシス・ラボの「ゲネシス」という名にこだわったのには理由があります。
「ゲネシス」は旧約聖書の創世記では、ギリシャ語70人訳で、このように発音します。
意味は、起源、創生、事の起こり等です。
紀元前、古代ギリシアの哲学者であったアリストテレスは「自然学」の中で、実体の変化として、生成「ゲネシス」、消滅「プトラー」を繰り返すことと定義しています。
(ON,OFFのスイッチング、二進法、デジタル)
聖書は、地球を西回りで、日本に伝播してきたと教科書は教えてきましたが、
12使徒の一人であるトマスは東回りでコンスタンティノープル、インドへ布教し、中国の景教(ネストリウス派)にも影響を与え、空海は密教として日本に広めたようです。
弥勒菩薩の「ミロク」はサンスクリット語(梵語)の「マイトレーヤー」で「メシア」のことのようです。
弥勒菩薩は京都太秦の広隆寺にある国宝第一号です。
渡来人「秦氏」の氏寺で、創建者の秦河勝は聖徳太子の側近として平安京の創建にも関わっています。
また、全国の神社8割以上(全国のコンビニより多い)が稲荷神社と八幡神社ですが、両方とも「秦氏」ゆかりのものです。
空海は「秦氏」との関係も深く真言密教に影響を与えたと思われます。
高野山には景教碑があります。
この碑の中の大秦国とはローマのことで、ローマ皇帝は秦の始皇帝にあやかりたいとでも思っていたのでしょうか?
もちろんそんなことであるはずがありません。
つまり、聖書は西回り(アングロサクソンによる世界征服ルート)ではなく、東回り(陸の南北両シルクロードルートと、海のシルクロードルート)によって日本に伝播されたものと思われます。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、旧約聖書を正典としていて、エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地です。
また、「エルサレム」の原語の意味は、「神の平安」であり、正に「平安京」と同じです。
パレスチナ、シオニズムにおいて、第一次世界大戦後のイスラエル建国に至るイギリスの三枚舌外交と現在のアメリカのダブルスタンダードが、問題視されています。
私は、日本という国のかたちについて見直すべき時期が来ていると思っています。
日本は、もっと中東の和平交渉に対して積極的になれるはずです。
そのためには、中立的な立ち位置を築き上げていかなくてはならないと思っています。
私は、「ゲネシス」という名にこだわってきたのは、その中に儒教とアリストテレスの倫理学の精神である「中庸」を観てとれたからです。
日本は専守防衛を国是としてきました。
今ではアメリカの言いなりで防衛費は膨れ上がって、いつの間にか武器を輸出できるようになってしまいました。
私の会社ゲネシス・ラボはHBSRMG(デジタル制御)という技術を研究開発してきたのですが、これが専守防衛に貢献できるような技術になることを願ってやみません。
2024年5月15日
(株)ゲネシス・ラボ
代表取締役 荻野三四郎
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