2012年9月21日金曜日

ものづくりの現場から②

モーターも発電機もこの200年大した技術革新がありません。
世界の電力消費量の半分以上がモーターによって消費されています。照明関係がLEDの普及でだいぶ省エネが進んだので、6割以上になっているのではないでしょうか。

人間が快適性を追求する限り、機械の自動化は進みモーターは増えていきます。
しかし、照明のLEDのような画期的な省エネのメスはモーターには入っていないのが現状です。

モーターに知識をお持ちの方は、「いや、効率90%のモーターはざらにあるじゃないか!」とお思いの方もいらっっしゃるでしょうが、ことはそう簡単ではありません。

電気自動車を例にしますと、高効率なのは高速道路を時速80Km/hでノンストップで走っているときだけです。街中を走っていれば信号待ちはあるし、坂はあるし、デコボコ道はあるし、ずっと高効率で走れるわけではないのです。

モーターというものはトルク(力)が大きく必要なときは効率が悪くなってしまいます。つまり発進時、坂を登るとき、追い越しをかけるときなど電流をたくさん使うときほど効率が落ちてしまうのです。高効率のときの1/3,1/4になってしまいます。

高速走行時(モーターにとっては高速回転時)は車体そのものの慣性も加わりますので、案外電流を消費しないものです。
実際に電気をたくさん食ってしまうときの効率が悪いので、一回充電あたりの走行距離が伸びずじまいになってしまっています。

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